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長かった梅雨も明け、猛暑の日が続いています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
コロナ禍で外出自粛が続くこの夏ですが、各地では、感染拡大防止ルールに則り十分な措置が講じられた美術展が行われています。
上野の東京都美術館では、現在「The UKIYO-E 2020-日本三大浮世絵コレクション」展が開催中です。太田記念美術館(東京・原宿)、日本浮世絵博物館(長野・松本)、質の高いコレクションを誇る平木浮世絵財団の日本三大浮世絵コレクションから選りすぐりの名品約450点の浮世絵版画が展示されています。
浮世絵の大胆な構図と色彩、デフォルメされた風景や人物は、日本のみならず印象派の画家をはじめとする後世の海外アーティストたちにも多大な影響を与えました。なかでも本展覧会にも展示されている葛飾北斎の『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』や『同 凱風快晴』は日本を代表するアート作品としてリスペクトされています。質・量ともに充実の本展覧会で、日本が世界に誇る浮世絵の魅力を存分に堪能することができます。
ちなみに筆者は、、世界最高水準ともいわれる浮世絵版画の名品群に1時間半の鑑賞時間では足りず、最後は駆け足で閉館時間を迎えました。皆さまもご鑑賞される際は時間配分に十分ご注意ください。
【展覧会情報】
「The UKIYO-E 2020 日本三大浮世絵コレクション」
会場 東京都美術館
会期 9月22日(火・祝)まで(9月21日を除き月曜休室)
入場 9:30~17:30(日時指定入場制-詳しくは公式HPをご覧ください)
当社は、葛飾北斎が最晩年に描いた『唐獅子図』を、原本の袱紗(ふくさ)肉筆画を所蔵する米国のボストン美術館の正式認可のもと、浮世絵研究の世界的権威である小林忠先生の監修を受けて彩美版®で制作しました。コロナウィルス感染症が蔓延する今の時代、悪疫退治を願う北斎の『唐獅子図』を、ぜひ皆さまのご自宅でご堪能ください。
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